注文住宅での鉄骨造りでは、一般的には軽量(プレハブ工法)が主流です。
これは厚さ6mm未満の鋼材を利用して作られているもので、壁で部材を覆うことが出来るので、意匠的にも収まりが良いという点があります。この工法は、殆どのハウスメーカーが建築する住宅で使われていて、工場で部材の加工を行うので安く大量の供給が出来るメリットがあります。工場で生産されているので品質も安定していますが、製品化している住宅になるので自由度が少ないデメリットもあります。
また、法定耐用年数は木造よりも長いですが、固定資産税が高くなります。大量に供給が可能なので、工期が短く木造よりも耐火性に優れています。ただ、鉄筋コンクリートほどの高い性能は望めません。ハウスメーカーが提供しているので、独自の機能を持っているものが多くて、制震工法を採用しているメーカーもあります。
耐震性能は高いですが、増築や改築をするときに新築したときの業者でないと行えないデメリットもあります。また、鉄は木造よりも燃えにくいですが、耐火性が強いわけではなく、熱が加わると曲がってしまうという点もあり、木造よりも崩壊するのが早いです。更に、サビなどにも弱いので防サビ対策なども必要です。
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