壁材を漆喰にすることで得られるメリット

近年、注文住宅の内壁に漆喰を使用する人が増えてきています。この漆喰を使用した壁は呼吸する壁とも言われており、様々な利点が挙げられます。


たとえば、湿度が高く湿気が多い場合、余分な空気中の水分を吸収し、湿度が低く乾燥している場合は保持している水分を放出するのです。そのため、部屋の中の湿度が一定に保たれ、非常に生活しやすくなることが分かっています。


また、使われている素材の殆どは消石灰であり、つなぎとして麻の繊維や海草のエキスなどが主になっています。そのため、耐火性能の高さや防腐性能、防カビ性能、防音性能など、一般の壁に使用される石膏ボードなどとは比べ物にならないほど高い性能があることが知られています。


そのほかにも、地球温暖化の原因の一つとして考えられている二酸化炭素を吸着する能力があり、環境への良い影響があることが知られています。さらに、近年では少なくなりつつあるのですが、注文住宅に使われる集成材などの木材には、シックハウス症候群の原因の一つとして考えられているホルムアルデヒドなどの化学物質が含まれており、そのようなホルムアルデヒドを吸着してくれるため、健康への良い影響が期待されています。


このように、漆喰で作る注文住宅には様々な利点があり、見直され始めています。

理想のマイホームづくり

結婚して家族を持つと自分達のオリジナルの住宅を建てたくなりますよね。 そこで、注文住宅についていろいろと調べてみました。